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、木の葉の忍、じゃなくて、今はアカデミー生。
いわゆる、忍者のたまご、にん○まみたいな感じ。
家系は一応旧家の一族だけど、今は、ばあちゃんとわたしの二人だけ。
別に悲劇の一族の生き残りとかじゃなくて、うちんとこは管理が曖昧と言うか、 家を守るためにやるべきことを怠った、例えば忍にならなくても良かったり、 秘術を口伝だけで伝えてたりだとか、更には忍になっても皆任務やら事件やらでいなくなった。
わたしの叔父さんは忍にならず、独身でわたしが生まれる前に肥満が原因の病で生涯を終えたらしく、 これには里の上層部も若干呆れてしまったとか。
お父さんとお母さんはわたしが物心つくまえに亡くなっていた。
じいちゃんはわたしがみっつのときに老衰で眠るように息を引き取った。
この時代では幸せな最期だったらしい。

でもその日からばあちゃんは変わった。
気がついたら一族はばあちゃんと三歳児のわたしだけ。

こんな一族だが、一応血継限界もあるのだ。
その日からばあちゃんは修行の鬼となった。
かくしてばあちゃん(昔は強かったらしい)によるスパルタ修行によりしごきにしごかれたわたしはついに今日、アカデミーを卒業します!